この記事では、バカラで行うスクイーズについて紹介します。
「スクイーズとは何なのか」や「スクイーズは誰がやるのか」「スクイーズに関しての注意点」なんかも解説しているので、
バカラ初心者の方もこの記事を見れば、正しいスクイーズのやり方を習得できます。
バカラの人気を支える「スクイーズ」とは何なのか?

バカラでは、PlayerとBankerにカードが2枚ずつ裏向きで配られるところからゲームが始まります。
その、裏向きになったカードを表向きにする際、通常他のゲームとかだとディーラー(ゲームマスター)が表向きにすることが多いですが、
バカラでは、お客が表向きにする作業を行うことができます。
そこで、ただ単純に表向きにするのではなく、表向きにするカードがどんなカードなのか選択肢を絞りながら、表向きにするやり方のことを「スクイーズ」と言います。
スクイーズ(squeeze)とは、英語で「絞る」という意味です。
そして、スクイーズというものをやり、表向きにするカードの選択肢を絞ることをする理由は、ゲームのドキドキ感が増すからです。
例えば、2が出ないと負けという場面で、単純にカードを表向きにすると1~13のうちの2なので、あんま2は出なさそうと考えると思いますが、
それが、スクイーズで選択肢を絞り、裏向きのカードが2か3のどちらかだと分かったとしたら、とんでもなく2が出る確率が上がるので、期待感が高まりドキドキするのは想像できるでしょう。
このような感覚を得るためにスクイーズを行うのです。
そして、このドキドキ感が得られるスクイーズがあることで、バカラはカジノで人気のゲームになっているのです。
スクイーズの方法/やり方!

スクイーズとは、カードの選択肢を絞りながら表向きにするというものでした。
そこで考えたいのがカードのめくり方についてです。
「どうやってめくればいいのか?」「何かめくり方にルールがあるのか?」「適当にめくっていいのか?」などは疑問に思うとこでしょう。
結論から言いますと、特に決まっためくり方は無く、好きにめくって構わないのですが、
多くの人が行う一般的なものがあるので、ここではそのやり方を紹介します。
手順1:数字の部分を指で隠しながら縦にめくる
最初は、トランプを縦に置き、左上の数字がある部分を指で隠しながら手前$\frac{1}{4}$ほどめくり、見えたマークの数などから、そのトランプの数字の選択肢を絞ります。

こうすることで、トランプを以下のような4種類の選択肢に分けることができます。


Aであれば何もマークがなく、2か3であればマークが1つ見え、4~10であればマークが2つ、絵札であれば縁が見えます。
ただ、マークが2つ見えた時は、まだまだ選択肢を絞り切れていません。
よって、マークが2つだったときは、手順2を行います。
手順2:数字の部分を指で隠しながら横にめくる
今度は、トランプを横向きに置き、右上の数字がある部分を指で隠しながら手前$\frac{1}{3}$ほどめくり、見えたマークの数から、そのトランプの数字の選択肢を絞ります。

これでさらに、トランプを以下のような3種類に分けることができます。

4か5であればマークが2つ見え、6~8であればマークが3つ、9か10であればマークが4つ見えます。
手順1, 手順2を行えば、どんな場合でも2択か3択にまで絞ることができます。
そうなれば後は、自分にとって都合のいいカードが出ることを願いながらカードを表向きにして終わりです。
スクイーズは最も多く賭けた人が行う

同テーブルで何人かの人が一緒にプレイしている場合、スクイーズを行えるのは、
Playerに賭けた人の中で一番多くのお金を賭けた人とBankerに賭けた人の中で一番多くのお金を賭けた人の2人です。
Player側のカードは、Playerに一番賭けた人、Banker側のカードはBankerに一番賭けた人がスクイーズを行います。
つまり、大きなお金を賭けないとスクイーズは行うことはできません。
スクイーズを行う権利は譲ることができる

バカラ初心者の方が「まだスクイーズはよくわからない」という状態なのに、たまたまスクイーズをやることになってしまったなんてこともあると思います。
そんなときでも安心してください。
スクイーズをやらないという選択肢もありますし、誰かに譲るという選択肢もあります。
ディーラーに「スクイーズやりますか?」と言われたときに「やりません」と答えれば、自分の次に賭け金の大きな人や、やりたい人が代わりにやってくれます。
更に、例えば友達に「代わりにやって」というのもOKです。
でも、何事も経験なので、やる機会があれば、自分でやってみることを個人的にはおすすめします。
カジノはとてもフレンドリーな場所なので、隣の人にでも聞けば、結構優しく教えてもらえますよ。
スクイーズを行うときの注意点!

スクイーズの際、以下のようなことは、やらないようにしましょう。
まあ、普通にプレイしていたら大丈夫です。
ですが、普通じゃなくプレイしていたら上記に引っかかる可能性があるので気を付けましょう。
他の客よりも高い額をいやらしく賭けてはならない
スクイーズをやりたいからといって、他の客が賭けた額より少しだけ高いギリギリの額を賭けたりするのはやめましょう。
もちろん、賭け方は自由ですし、ルール違反ではありませんが、
周りの客からしたら卑しい人間と一緒にプレイしていることになるので、気分がいいものではありません。
自分が本来賭けたい方でない方にわざと賭けてはならない

「Bankerに賭けたいけど、Bankerにすごい大金賭けている人がいるからPlayerに賭けよう」などといったことはやめましょう。
Playerに既に賭けていて、スクイーズできるかもと思っていた人からすれば、すごく不愉快な行為です。
これは、お店で自分が列に並んでいたら、自分の前に他の人が横入りしてきたという状況と同じです。
あまりにも速くカードを表向きにしてはならない
スクイーズの権利を得たからといって、なんでもしていいわけではありません。
カードがめくられるときのドキドキ感が良くて、バカラをプレイしている人もいます。
それなのに、パッパッと表向きにする行為は、その人たちの楽しみを奪っているのと同じです。
そこまで酷いことやっているわけではありませんが、他の客に睨まれる可能性があります。
あまりにも遅くカードを表向きにしてはならない

極端に時間をかけてスクイーズするのはやめましょう。
1枚をめくるのに5分以上もかけたりするとゲーム進行がままならなくなります。
そして、ディーラーに注意を受けます。
多くの人が行う一般的なスクイーズのやり方でやっていれば、速くなったり、遅くなったりの問題は基本的にはありませんので、一般的なスクイーズのやり方は是非覚えてください。
一般的なスクイーズのやり方は下記の部分で説明しています。
カードをテーブルの下に持っていってはいけない
テーブルの下にカードを持っていったりして、ディーラーの目からカードが見えなくなる行為はイカサマを疑われます。
手で大げさにカードを覆い、見えなくするのもダメです。
ディーラーには常にカードが見えるようにしてスクイーズしましょう!
途中経過を報告せず、自分だけの世界にこもってはならない
スクイーズをやっている最中は、周りの人に「マーク何個ある?」とか聞かれることになると思います。
その時は、しっかり教えてあげてください。
他の客とも同じテーブルで一緒にプレイしているわけですから、そういうコミュニケーションはしっかりとり、お互いが楽しめるようにしましょう!
スクイーズをした人に対して態度を悪くしたり暴言を吐いてはならない

自分にとって都合の悪いカードが出たからといって、スクイーズを行った人を睨んだり、悪態をついたりするのは絶対にしないでください。
スクイーズした人によって結果が変わることはありません。
スクイーズをした人の運が悪いせいだみたいなこと考える人がいるかもしれませんが、そんなことは絶対ないです。
また、逆もしかりです。
自分が賭けた方が勝った場合に、自分が賭けなかった方でスクイーズした人に対して「運悪いんじゃないの(笑)」みたいなことを言うのもやめましょう。
このような行為は、カジノから追い出される可能性もあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
