特になし
関数の問題を解くうえで、点と点の距離が重要になってきますので説明します。
x軸、y軸に平行な直線の長さ
x軸に平行な直線

それぞれの求め方は、
AB間:$3-1=2$
CD間:$3-(-2)=5$
EF間:$-1-(-4)=3$
という風になっています。
つまり、
x座標の大きい方-小さい方=2点の距離
2点(a,c),(b,c)で、a>bであれば、a-bが距離になる。
2点(a,c),(b,c)で、a>bであれば、a-bが距離になる。
次に、y軸に平行な直線

それぞれの求め方は、
AB間:$3-1=2$
CD間:$0-(-1)=1$
EF間:$2-(-1)=3$
という感じです。
つまり、
y座標の大きい方-小さい方=2点の距離
2点(c,a),(c,b)で、a>bであれば、a-bが距離になる。
2点(c,a),(c,b)で、a>bであれば、a-bが距離になる。
これは、x軸に平行な直線の距離を表すのと同じ方法です。
よって、x軸やy軸に平行な直線の距離は、”大きい数-小さい数=距離”となる。
斜めになっている2点の距離

(2 , 2) と (-2,-1) の距離は、5になるんですが、このようなx軸にもy軸にも平行でない直線の距離の求め方を説明します。
まず、点AとBを頂点とした直角な三角形を作ります。

三角形の頂点は3つなので、あと一つの点の座標を表します。
そしたら、x軸y軸に平行な直線の距離を出すようにして、長さを求めます。
上の画像では、3と4になっている部分です。
ここで三平方の定理をつかって斜めになっている辺の長さを5と求めます。

よって、問題のやつは、
$$4^2+3^2=c^2\\\\c=\pm5$$
長さにマイナスはあり得ないので
$$c=5$$
よって、斜めの直線の長さを求めることができます。
練習問題
$(3,-5),(-2,-5)$の距離を求めよ。
y座標が同じなので、x軸に平行な2点であることが分かる。よって、 $$3-(-2)=5$$
5
$(a,t+3),(a,t-1)$の距離を求めよ。
x座標が同じなので、y軸に平行な2点であることが分かる。よって、 $$t+3-(t-1)=4$$
4
まとめ
長さの求め方は、大きい方-小さい方で表すことができる。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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