勝利回数は意味ない
ポーカーをやるにあたって、まず大事なのが、
ポーカーは勝利回数が多い人が強いのではなく、
チップを一番持っている人が強いんです。
というのも、
$100を5回勝ち取るより、$1000を1回勝ち取った方がいいということです。
小さく負けて、大きく勝つ
テキサスホールデムポーカーで1番損をするのは2番目にハンドが強かったプレイヤーです。
1位の人しかポットのチップを受け取ることはできません。
そのため、1位の人と最後まで張り合い続けた2位の人は1円ももらえずに終わります。
勝てなそうなときはフォールドを早めにすることで、余分な出費をせずに済みます。
そして、勝てると思ったときに大きく賭けてチップをたくさんゲットしましょう。
ポーカーで勝つために行うこと
相手のプレイスタイルを見極める
人のプレイスタイルは性格によるもので無意識に同じ行動に収束していきます。
相手がどのような状況の時にどうやってプレイしてくるかが分かれば、簡単に勝つことが出来ます。

ポーカーのプレイスタイルは、おもに4種類に分けられています。
ルーズアグレッシブ、ルーズパッシブ、タイトアグレッシブ、タイトパッシブです。
また、ルーズとタイトが対になっていて、
アグレッシブとパッシブが対になっています。
ルーズとタイト
ルーズとタイトはフォールドをよくするかしないかを表しています。
ルーズなら、自分のハンドが弱くてもあまりフォールドはせずにゲームに参加し続けます。
タイトなら、自分のハンドが強くない時以外はすぐにフォールドしてゲームを降ります。
アグレッシブとパッシブ
アグレッシブとパッシブは賭け金を自ら上げるかどうかを表しています。
アグレッシブなら、ベットやレイズ、リレイズを多く行います。
パッシブなら、自ら賭け金を上げることは少ないです。
ルーズ×アグレッシブの特徴
ハンドが良くても悪くてもベットやレイズを多くするプレイヤーです。
このタイプのプレイヤーが一緒のテーブルにいると場が荒れます。
ルーズ×パッシブの特徴
ハンドが良くても悪くてもフォールドはせず、コールばかりするプレイヤーです。
初心者に多く、プロにカモられるタイプです。
タイト×アグレッシブの特徴
強いハンドの時にベットやレイズをして賭け金を吊り上げ、弱いハンドの時にはすぐフォールドするプレイヤーです。
上級者に多く、一番理にかなっているプレイスタイルです。
タイト×パッシブの特徴
弱いハンドの時はフォールドして、強いハンドの時でもベットやレイズはせず、コールばかりするプレイヤーです。
大負けすることも大勝ちすることも少ないです。
ただし一緒のテーブルにこのタイプがいるときは一番注意が必要になります。
強いハンドなのにベットやレイズをしないので、こっちがむやみに賭け金を上げるとコールされ全部持っていかれます。
自分のプレイスタイルを考える
上で説明したプレイスタイルのどれが一番自分にとってやりやすいか下の意見も含めて考えてみてください。
ルーズ×アグレッシブ
他のプレイヤーは怖気づいてゲームを降りることがほとんどになります。
というか、フォールドさせることこそ重要になります。
欠点としては相手のハンドが本当に強いときに大負けすることです。
このプレイスタイルなら最初のうちに大金を得て、逃げ切りがいい戦略です。つまり、引き際さえ気を付けることで最良のプレイスタイルと言えます。
ルーズ×タイト
このプレイスタイルは運がいい人以外は絶対にしてはいけません。
自分に都合のいいカードが「次こそ来る。」と思ってしまうのは分かりますが、それによって、こなかったときに大負けします。
しかし、運のいい人間なら本当に都合のいいカードを引きます。運しだいのポーカーをするなら、このプレイスタイルが最適です。
タイト×アグレッシブ
上級者に多いプレイスタイルで一番理にかなっています。
総合評価で一番のプレイスタイルです。
タイト×パッシブ
他のプレイヤーが賭け金を上げてくるプレイヤーであれば最適です。
また、ブラフを使う相手にも最適です。
ブラフ(嘘)

ポーカーの醍醐味と言ったらブラフを使うことと考えている人も多いと思います。
ブラフを使って綺麗に決まれば、
それはもうものすごい快感でしょう。
しかし、ブラフを使う際に特に注意しなければならないことが1つあります。
初心者には通用しない
相手の力量を計ることのできないプレイヤーには、ブラフをしてもコールされることがほとんどです。
初心者にはルーズ×パッシブなプレイスタイルの人が多いからです。
ブラフをするには相手がそこそこ相手のハンドを読める力量を持つプレイヤーでなければいけません。
ブラフを成功させるコツ
ブラフを気づかせない
ブラフはブラフだと気づかれないことが絶対条件です。
そのためにもプリフロップから一貫したストーリーを作り、強いカードを持ってそうと思わせることが必要です。
また、普段からブラフを使わないプレイヤーだと思われることも大切です。
その日すでにブラフでショーダウンしていたら疑われる可能性が高くなります。
「はったり」という意味では、自分のプレイスタイルを途中で変えることも作戦として有効です。
たとえば、序盤はタイトにプレイしていて、後半でブラフを使えば相手がフォールドしてくれる可能性が高まります。
逆に、序盤はルーズにしておき、後半にベストハンドが入ったときにアグレッシブに攻めれば、ブラフだと思ってコールしてくれるかもしれません。
ブラフは必ず2段階で行う【重要】

ブラフの成功には2段階が必要で、その2段階とは賭け金を上げることとフォールドさせることです。
フォールドさせるだけではブラフの成功とは言えません。
確かにブラフで少額を稼ぐことはできますが、そんな簡単なことはブラフとは言えません。
ポットのチップが$30で、自分が$10000のオールインをすれば、大体の人が勝負を降りるでしょう。これでは意味がありません。
よって、第1段階の賭け金を上げることが必須になります。
まず賭け金を上げ、ポットにチップを貯めてからブラフを使い、フォールドさせ総取りします。
ブラフを使われたとき
他のプレイヤーがブラフを使ったと気づいても、自分のハンドが弱ければ純粋な勝負で負けます。
最低でもAを持っているかワンペアがあるときにのみ勝負しましょう。
確率に基づきポーカーで勝つ

相手がフラッシュになる確率は31%
毎ゲーム31%の確率で誰かがフラッシュになるわけではありません。
条件があります。

上のように場に出ている5枚のカードのうち4枚が同じマークだった場合、相手が1人なら31%でフラッシュになっているということです。
ちなみに相手が2人なら54%とどんどん増えていきます。
注意してほしいこと
自分がフラッシュであったとしても、相手もフラッシュの可能性は大いにあるということです。
その場合、自分の持っているカードと相手の持っているカードの数字の強い方が勝つことになります。
手札2枚がペアは確率的に強い
手札2枚が同じ数字なら、12%でスリーカードになる。
最初に配られた2枚がペアならば、最初はフォールドしないでコールやベットを積極的にするべきです。
もっと他の確率も詳しくは↓

プロが実践していること
ポーカーの大会を見ていて気付いたことなどを紹介していきます。
Aを持っていてもフォールド
Aは一番強いカードではありますが、役次第では普通に負けます。
そして、テキサスホールデムポーカーで役なしが出る確率は20%以下です。
Aに絶対的信頼を置くことは、負ける人の典型です。
これを裏付けるようにプロも、例えば、

のような場合に即刻フォールドしていました。
また、

次のような場合でも即刻フォールドしている人もいました。
ペアの時はフォールドしない
場に3枚のカードが追加されるまでは、極力フォールドしない方がいいです。
上の方でも言いましたが、スリーカードになる確率が、
12%と高いことが理由です。
プロも4のペアでもなかなかフォールドしてませんでした。
しかし、3枚目まででスリーカードができなかった場合は、フォールドしていました。
フラッシュやストレートを狙って手を打つ
うまいプレイヤーは強いハンドを作れる時にこそ、フォールドせずに勝負していました。
フラッシュやストレートの役を作れる可能性(確率)が高い手札2枚をしっかりと把握して、確率が高いときは最初のターンではフォールドしない方がいいです。
もろもろの確率は↓で紹介しています。

自分が良い手ならBBと同額チップで回さない【重要】

テキサスホールデムポーカーでは、ゲームを進行させるために、SBとBBが設定され、誰もチップを賭けないという状況が起きないようにしています。
しかし、これに関してBBは均等に訪れますが、
BBの時に「レイズするな。レイズするな。」と思ったことはありませんか、
他の人も同じように思っています。
1週目に関しては、BBの人はもう賭けているわけですから心理的ハードルがとても低くチェックすることが出来てしまいます。
たとえ手札が弱くても勝負を降りないということは、
最初の3枚でツーペアなどの強いハンドになる可能性があるということです。
なので、自分の手札が強い場合(例えばペアなど)にはBBよりも大きく賭けましょう。
こうすることで、勝負を降りるかもしれないし、勝った時にもらえるチップが増えることにもなります。
まとめ
テキサスホールデムポーカーは客同士で戦う特殊な賭博で、勝ち方も多いです。
ブラフの仕方を学び、
プロがやっていることのマネして強くなるのがいいと思います
youtubeで大会の決勝は見れると思います。
またぜひとも↓をみてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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