ポーカーが運ゲーではない明確な理由
プロのポーカープレイヤーが存在する
ギャンブルで生計を立てている人がいることが、ポーカーが運ゲーでない一番の理由です。
他のギャンブルにプロはなかなかいない
カジノ内でできる有名なゲームに、ブラックジャックやバカラもありますが、調べた限りそのゲームで生計を立てているプロと呼ばれる人はいませんでした。
それも、当然でしょう。
ブラックジャックやバカラ、ルーレットは勝敗が約50%50%なので、運がよくない限りずっと勝ち続けることはできず、生計を立てることなどなかなかできることではありません。
なかには、数億円稼いだ人もいますが、その人たちもプロではなく他で働きながらだったりします。
プロポーカープレイヤー
しかし、ポーカーで生計を立てながら生活している人は大勢います。
運ゲーなら他のギャンブル同様、プロは存在しないはずです。
勝率50%であれば、対戦回数を増やせば増やすほど±0で儲けが出ないのは目に見えているからです。
有名なプロポーカープレイヤー
1人目
日本人では、youtubeで”世界のヨコサワ”チャンネルで活動中の本名:横沢真人さんが有名です。
自身ではプロギャンブラーと名乗っていますが、主にポーカーの大会に出てお金を稼ぎ生計を立てています。
2人目
世界で一番有名なプレイヤーと言っても過言ではないプレイヤーが、
ダニエル・ネグラヌ(Daniel Negreanu)
最近までは世界で一番稼いでいるポーカープレイヤーでした。(今は2位になっています。)
今現在は、日本円で約40億円稼いでいます。
46歳になった今でもWSOPのイベントに58個参加し、1億3860万円の利益を獲得しました。
3人目
現在一番の賞金額を稼いだプレイヤーが、
ジャスティン・ボノモ(Justin Bonomo)
稼いだ総額は約45億円です。
ポーカープレイヤーに投資することもある
これも運ゲーであればありえないことです。
例えば、WSOPメインイベントの参加費を負担して、その人が賞金を獲得したら一部をもらうといった感じに投資を行います。
”あなたなら参加費100万円を運ゲーに投資しますか?それも自分でプレイするわけではなく他人に対して”
普通に考えてしませんよね。
大会でプロは勝てるのか?
ポーカーのファイナルテーブルに残っている人は顔なじみなことも多いです。
同じ人が何度も勝つことがある。
それ自体がすでに、ポーカーが確率による運ゲーではないことを物語っています。
初心者とプロの明確な考え方の違い
まあここまでプロというポーカーの職業があるからポーカーは運ゲーではないと説明してきました。
なら、プロがなぜ勝ち続けられるのかが気になると思います。
それについて説明していきます。
初心者(ポーカーでよく負ける人)がやりがちだが、プロはしない考え方を学ぶことで、それだけでポーカーが上手くなれます。
➀強さを役で考えてしまう
強い役ができたらやたらめったら勝負してしまう人のことです。
例えば自分のハンドが下のようにストレートだった場合、

ストレートはめったに出ない強い役なので、勝手に勝利を確信して大きく賭けてしまうのはよくありません。
相手がフラッシュであれば当然負けてしまいます。
また、ツーペアやフルハウス、ストレートフラッシュでも同様なことが言えます。
もちろん、ロイヤルストレートフラッシュが作れれば勝ちを確信していいですが、
それ以外なら負ける可能性は大いにあるので、
負ける可能性がある役のときは、冷静に正確に相手と自分のハンドの強さを考えてプレイすることが大事です。
②役に関係のない数字を見ていない
ポーカーでは役が同じだった場合には、数字の強さで勝敗を決します。
しかし、結構な人がこれを無視してプレイしています。
よくあるのが、Aのペアができた時に起こります。
テーブル上の5枚がこんな感じで、自分が下のようにAのペアになった場合、

相手もAのペアができていれば、なかなか賭け金を上げていっても降りることはないでしょう。
ここで重要になるのがA以外の手札の数字です。
自分がKを持っていれば、Aのペア対決になれば必ず勝ちますが、それ以外であれば、負ける確率は高くなります。
今回なら、自分がAと6を持っていて、相手がAと6以上であれば自分の負けです。

また、他の役についても同様です。スリーペアの時とかも起こりやすいことですね。
役についてだけを考えるのではなく、自分と相手が同じ役だった時のことを常に考え、数字の強さについても考えてプレイしましょう。
プロを見ていて気が付いたこと

これが自分の手札に来た時にあなたならプリフロップでどうしますか?
プロを見ているとこの手札ではあんまり勝負に行っていません。
それは、Aのペアになったとしても弱い手であり、ストレートも狙えない手札だからだと思います。
③とにかく出てくるカードを見がち
ポーカーが役を作るゲームだと思っている人が、やってしまうことではっきり言うとプロプレイヤーのカモになる行為です。
例えば、手札がKAでフロップに10が出ているとしましょう。

一応、この状態からストレートになることもあります。
しかし、誰かがレイズしたのにフォールドせずに、その希望を抱いたままチェックすれば最終的にストレートもワンペアも作れずに役なしで高額を賭けたことになってしまいます。
他の手札の場合でも同様ですが、
「きっと来る。次こそ来る。」などと思うのは今すぐやめましょう。
勝つ確率をしっかりと理解しながらプレイすることが重要です。
残り2枚で2枚とも自分の来てほしいカードが出るのは、とても低い確率です。
テキサスホールデムポーカーでは、幻想は抱かず、合理的に考えることが勝つ方法です。

④下手なブラフは意味がない
ポーカーで、ブラフってめちゃくちゃかっこいいですよね。
でも、多くの初心者はブラフを勘違いしてしまっているんです。
相手を降ろすだけなら誰でもできる
まずは下手なブラフを説明します。
一言でいうなら、「ハイリスク、ローリターン」なブラフのことです。
プリフロップをBBで回して、
3枚のカードが場に出されたら、

「All in」
こんなことをすれば、誰でも降ります。
また、
全てのターンがチャックで回り、誰もベットもレイズもしてない状態で、
最後に「All in」するのも同じです。
ポットに少額しかない状態でブラフをすることが、下手なブラフです。
ブラフに成功しても、儲けがはした金では意味がありません。
というか、相手がめちゃくちゃいいハンドで乗ってきてしまった時には大損です。
上手いブラフ
上手いブラフは、ストーリーを立て強い役を持っていると思わせることが絶対に必要ですが、
それ以前の問題として、ブラフは2段階で行うことです。
2段階とは賭け金を上げることとフォールドさせることです。
まず賭け金を上げ、ポットにチップを貯めてからブラフを使い、フォールドさせ総取りします。
まとめ
ポーカーは運ゲーではありません。
運ゲーという人は相手の手札を読むのが苦手な人で、
運ゲーをしたければ、他のギャンブルをするべきだと思います。
初心者がやりがちな4つのことは、
- 強さを役で考えてしまう
- 役に関係のない数字を見ていない
- とにかく出てくるカードを見がち
- 下手なブラフ
これらを気を付けながらプレイするだけで、勝てるようになると思います。

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