さっそくですがこの記事の結論を言うと、あなたが、
「心理戦や頭脳戦、駆け引き、どんでん返しのようなジャンルが好きな場合、
あなたは漫画よりライトノベルを読むべき」です。
なぜなら、そのようなジャンルでは、漫画よりもラノベの方が面白い作品が多いからです。
確かに、ラノベはオタクの文化っぽいところがあったり、
単純に活字を読みたくなかったりで手を出しづらい部分はあると思いますが、
一度も読んだことがないのに毛嫌いして読まないのは非常に勿体無いです。
是非とも読んでみて頂きたいと思います。
心理戦ジャンルの場合、漫画よりラノベの方が面白い作品が多いわけ

まず漫画とラノベの違いをざっくり説明すると、
漫画は絵が主体となるのに対し、ラノベは文字が主体となります。
そして、その違いこそが、心理戦や頭脳戦の本においては、とても重要になるんです。
なぜなら、文字が主体の場合、絵が主体の場合と違って、1巻あたりに書ける内容の量が単純に多くなり、
それだけラノベの方が1巻あたりに張れる伏線の量も多くなるからです。
伏線の量が多くなると言うことは、最後、どんでん返しでの伏線回収に厚みが出るため面白くなりやすいのです。
さらに、読者をワクワクさせてくれるような複雑な伏線もラノベの方が多くなります。
これは、単純にラノベの方が1巻で書ける内容の量が多いからというだけではありません。
1巻で書ける内容の量が多いと言うことは、ラノベなら1つの巻の中で回収できる伏線も、
漫画だと複数巻に跨(また)いだ伏線となるため、漫画の方が、
「1年前に張った伏線、回収しようとしたけどうまくいかないじゃん(ヤバ)」
なんてことになる可能性も高く、その結果、伏線を張るのも慎重になってしまうのです。
それと比べると、ラノベはその可能性が低いので、より複雑な伏線が張られることになります。
また、漫画とラノベでは新刊が出てから、次の新刊が出るまでの期間の長さにあまり違いがなく、
どちらも大体4ヶ月で新しい巻が発売されます。
それも心理戦、頭脳戦の本の内容の面白さに関係してきます。
なぜなら、同じ期間の長さで発売すると言っても、
漫画は絵を描くことにも時間を割かなくてはいけないからです。
その分どうしても構成を練るのにかけられる時間というのは短くなり、
逆に、その影響が少ないラノベは、ストーリーや構成に集中して時間を使うことができるため、トリック等が面白くなりやすいのです。
これらの理由から、心理戦、頭脳戦系のジャンルについては、
漫画よりもラノベの方が面白い作品になることが多いんです。
是非ラノベを読んでみてほしいと思います。
もし、何を読めばいいのか分からないとかでしたら、次の記事を参考にしてみてください。
とは言っても、心理戦、頭脳戦のジャンルにおいて、漫画でも面白い作品はたくさんありますし、
逆に、伏線を張る必要がないコメディだったり、スポーツ系だったりは、
絵で表現できる分漫画の方が面白い作品が多かったりします。
心理戦ジャンルの場合、小説とラノベのどちらが面白いのか

絵と文字の差によって、心理戦や頭脳戦のジャンルにおいては、
漫画よりラノベの方が面白くなりやすいということを説明してきましたが、
文字の方が面白くなりやすいなら小説も面白いのか?
その点について最後に説明したいと思います。
そもそも小説とラノベの違いについてですが、これについて明確な線引きというのはありませんでした。
では、どの辺が違うのかこれは私の感覚になるのですが、以下の3点だと思います。
小説とラノベの違い
- 挿絵の有無
- ふりがなの有無
- 作品の巻数の違い
まず、ラノベでは、文章の途中で、読者が情景を把握できるように挿絵がまあまあの数含まれます。
さらに、ラノベでは、漢字の多くにふりがなが振られ、
難しい漢字だけでなく、簡単な漢字にもふりがなが振られています。
そして、小説は1冊で物語が完結することが多いのに対し、
ラノベでは、1冊で物語が完結することは少なく、何巻、何十巻と物語が続いていきます。
これらが小説とラノベの違いです。
では、どちらが面白いのかどちらを読むべきなのかと言うことになりますが、
これについては自分に合った方を読むべきだと思います。
1巻で完結した読み物を読みたければ、小説を読んだ方が良いですし、
ふりがながあった方が安心と言うのであれば、ラノベを読めばいいと思います。
ただ、この記事を読んでくださっている方の多くは、今まで文字の本よりも漫画の方が読む機会が多く、
中には活字に対して嫌悪感がある人も多いと思います。
そんな方はラノベを読むことをお勧めします。
挿絵やふりがながあることで堅苦しさがなく、小説より読みやすいからです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
